ラジャ=ハルマームの「お告げ」

深夜のワンルームマンション。旧型ファミコンに熱中する一人の男に、突如魔界の使者より「お告げ」が下る。意味不明の言葉を口走り、狂った様に呪いの舞いを踊り始める男。

そして見よ!「お告げ」の神秘エネルギーを注入された男の肉体は、今や超人的な変質を遂げ神々しいばかりの聖者の姿となって生まれ変わりつつあるではないか!後にシリーズ化された「心霊聖者・ラジャ=ハルマーム」の第一作目!!

 当初「お告げ」は一発ネタ的な取るに足らない安易な企画からスタートしたが、蓋を開けて見れば続編5作、主役のラジャは統一キャラとしてはアラマント映画空前の長寿キャラクターになってしまっていた。企画は安易であったが、「お告げ」は異様な迫力と緊張感に満ちたシリアスな問題作で、あり合わせの小道具だけで撮られたにもかかわらず、映像もかなりハードである。(実際、残酷シーン数カットが編集の段階で無関係の画と差し替えられた。)さらに、おまけとしてアラマント氏が偶然撮影した、東京湾上空を飛行するUFOの映像も加えられ話題も満載だった。

内容は観念的だがド迫力の「お告げ」は、上映会でも評判になりアラマントはただちに「ラジャ」でシリーズ化を決定する。

 なお「ラジャ」シリーズは当HPで紹介されているものの他に、「ラジャの巡礼・高尾山」、「ラジャの”ほんとうにあった怖い話”」がある。