 旅は終わらない!
1979年、イタリア映画として公開された「ゾンビ」は、多くの者の人生すら変える事となった。 テレビ初登場は意外と早かったが残酷シーンは勿論全てカット、飛行場のシーンも丸ごとカットされていた。 それでも「ゾンビ」見たさにビデオデッキのオーナー(当時はビデオの普及率も低く一部の特権階級の所有物だった)の元に集い上映をねだったものだ。さもなければ夏期限定!「納涼怪奇映画オールナイト上映」に足を運ぶほか鑑賞する手段を持たなかった。 そう、すでにこの時ゾンビファン達のフラストレーションは爆発寸前だったのだ!
そして1983年、待ちに待ったビデオがアメリカで発売され、ゾンビファン達は期待に震える指で再生ボタンを押した。 しかし、紛れもなくロメロの作品に違いないそれは、ファンが待ち望んだ「それ」とはあまに異なる内容に多くのゾンビファンはその場でバタバタと気を失った!!!。
その頃より「ゾンビ」の異なるバージョンが知られる事となり、 「私のゾンビ」を求める人々のあてもない徘徊が始まったのである。
そして公開より15年目の1994年、同じく徘徊を続ける者の奮闘のすえ完全版の公開とパーフェクトコレクション(完全版/イタリア版)の発売が成り。 そして1995年、幻とまで言われていたメイキング「ドキュメントオブ・ザ デッド」の発売により一つの時代が幕を下ろしたかに見えた。
しかし、日本公開版とテレビ放映版を繰り返し見た者達にとって「私のゾンビ」を探す旅は未だ続いている。
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