ブカ Buka
パプアニューギニア
ジャスティン・タイラン
Justin R. Taylan
「PACIFIC GHOST」主宰。太平洋の戦争遺跡の調査を行い1997年からインターネット上で情報の公開を行っている。現在は世界中から多くの協力者を得て、発見した航空機の保存、遺品、遺骨の返還など活動を行っている

13th AF 42nd BG photo

IMPACT DEC,1943
ブカ島はブーゲンビル島の北に位置し南北に50km東西に20kmの島である。飛行場は戦前から豪軍が使用していたが、1942年3月9日に始まった日本軍の進攻により豪軍はブーゲンビル島に撤退した。
日本軍は滑走路を舗装し、発電所、地下燃料タンク、銃座を建設するなど飛行場の整備を行った。
ブカ飛行場は現在も隔日でAir Nuginiの旅客機が就航している。日本からブーゲンビル島へ渡航する場合、Air Nuginiでポートモレスビー>ラバウル(トクア空港)へ向かい、ブカへ入る。ブカへ向かう空路はかつてのブイン街道そのものであり、当時と変わらぬであろう風景を見る事が出来る。
滑走路拡張の際、一式陸攻の残骸があったがスクラップにしてしまったそうだ。
現在のブカ空港
空港は飛行機の到着する日のみ営業。
ブカ水道。対岸はブーゲンビル島            Photo:Y,Sakaida
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